校長あいさつ

やりたいことがたくさんある子ども

足立区立東栗原小学校
校長 伊地知 広竹

 柔らかな春の光と桜の花びらが風に舞う中、令和6年度が始まりました。新1年生43名を迎え、全校児童343名でのスタートとなりました。 昨年の児童アンケートで、8割の子供たちが「大人になったときの夢や目標をもっている」と答えていました。子供は「知識や体験」から将来の「やりたいこと」をもつと考えます。また、たくさんの知識や体験をもつことでやりたいことが増え、それを原動力に困難を乗り越え、たくましく生きていくようになります。
 これからも、多くの子供たちが、将来に夢や希望をもって学校生活を送れるよう子供たちに分かる授業の提供と学校行事などで豊かな体験ができるよう、子供たちの声をよく聴き、教職員一同力を合わせて努めます。
 
 学校では目指す児童像を教職員が共有し、以下の行動指針の下に取り組みます。  
<目指す児童像>
  予測困難な社会を、他者と協働してたくましく生きる力をもった児童
<行動指針>
 ◇個々の児童の能力を十分に伸ばすこと
 ◇自己実現を促すこと
 ◇社会に貢献できる人材を育成すること
 ◇全体の奉仕者としての職務を全うし、児童、保護者からの期待に応えること
  
 家庭や地域でも、以下のような子どもとのかかわりをお願いします。
 ◇「自分の力でやり遂げる」体験を積ませる→ 自信をもって行動する子になる
 ◇結果でなく、努力した過程を認める→努力する子になる
 ◇子どもの話を聞き、気持ちを受け止める→自分から話す子になる
 
 学校と家庭、地域が協働して、「やりたいことがたくさんある子ども」を育てて参りたいと思います。ご理解とご協力をお願いいたします。