作詞・芳賀先生にインタビュー<練馬区石神井台のお宅で>(創立120周年記念誌「わが伊興」より |
我が伊興を今も歌ってくださっているなんてうれしいですね。あの頃は戦争が終わったばかりで、生活も、人の心も貧しかったんです。私はまだ先生になったばかりでした。先生方も確か15人位しかいませんでした。 「校歌を作ってみんなで歌おう。」そんな声が起こりました。伊興小へのほこりと愛校心、そして、みんなが手をつないで仲良く進む心がもてたらと考えたのです。伊興の歴史や土地のようすも調べました。 豊かな自然の中で希望を持って大きく前進する子どもたちをイメージしました。当時私は4年生の担任で、作曲は大先輩の大熊先生です。音楽のお好きな方でした。始業式でも運動会でもことあるごとに全校で歌いました。 |