春の暖かさと鮮やかな彩の中、令和6年度の教育活動がスタートしました。
保護者の皆様にはお子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。本年度の足立入谷小学校は11名の1年生を迎え、全校児童数97名での船出となりました。
本校は、平成13(2001)年4月1日に入谷小学校と入谷南小学校の統合により新校として開校しました。以来、前身校2校のよき伝統を引き継ぎながら、豊かな環境のもと、「やさしい子」「がんばる子」「げんきな子」の育成に努めてまいりました。21世紀の到来とともに産声をあげた本校にとって、本年度は創立24周年目の年となります。
さて、学校は子どもたちに「豊かな学びの機会」を提供し、知・徳・体・情操のバランスのとれた教育を行う場でなければなりません。また、子どもたちが安心して、楽しく過ごす中で、相互に高め合い、「生きる力」を身につけていくことのできる場でなければなりません。ところがここ数年はコロナウィルス感染拡大の影響により、日常生活にも教育活動にも大きな制約が生まれ、子供たちの「力いっぱい」「思いっきり」が奪われた日々が続きました。私は、このことが子供たちの「元気」「根気」「勇気」の育成の阻害要因となってしまったことを強く実感しています。しかし、本年度はこうした制約を受けずに教育活動を実施できると思われますので、改めて、子供たちの「始める」「続ける」「遂げる」を大切にしてまいります。また、「足立(Adachi)入谷(Iriya)」のAとIに因んで、取組の推進・充実のためのポイントを「A=active(活動的な、積極的な、能動的な、活発な)」と「I=interactive(相互に作用する、双方向の、対話型の)」としました。子供たちの主体的に、協働的に学ぶ姿を通してその「可視化」に努めてまいります。
本年度も、「一人一人を大切に! All For Students 全ては子供たちのため」のキャッチフレーズのもと、教職員一致協力体制で学校運営並びに教育活動勤しんでまいります。
充実した一年になりますよう、ご支援とご協力のほど、宜しくお願い致します。
令和6年4月8日
足立区立足立入谷小学校
校長 信田 恵介
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