5月22日(土)、さわやかな絶好の天気に恵まれ、魚沼自然教室の始まりです。
定刻通りに生徒は集合完了。バス出発。
お見送りに来てくださった保護者の皆様。ありがとうございました。
関越道に入ろうとする直前、トラックからの落下物で何か液体が路上に飛び散ってしまったために車線規制があり、
渋滞でホテル到着が予定より30分ほど遅れてしまいましたが、行程に大きな影響はありません。
私が乗った1号車では、レク係の頑張りもあって、ゲーム・歌・語り・・・と楽しい時間を過ごしました。
宿は昨年と同じ「ゆのたに荘」です。
到着してすぐに開校式を行い、これからお世話になる皆さんにあいさつをしました。
今年の1年生は、集団活動の中で節度ある行動をとることができます。
もちろん、まだまだ完璧とは言いませんが、話を聞く態度も良く、大変立派です。
さて、「おなかがすいた〜」という声も聞こえる中、本校恒例(?)の「おにぎり選手権」の始まりです。
魚沼産のおいしいご飯を材料に自分でおにぎりを作り、宿の方に作っていただいた豚汁と共にいただきます。
さらに、班で一番上手にできたおにぎりを先生たちに出品し、そのできばえを競い合います。
途中、「なかなか三角にならないよ・・」という男子生徒の嘆きも聞こえてきたりしましたが、
みんな一生懸命おにぎりをつくりました。
今年の1年生は、具と味にこったおにぎりが多く、大変おいしかったです。
もっとも、ほとんど塩味がきいていないもの、具がチョッピリで探すのに苦労するもの等、なかなか面白いものもありましたが・・・。
さて、お腹が一杯になったところで、これからが魚沼自然教室のメインイベント「田植え」体験です。
魚沼に訪れる中学校は、春は田植え、秋は刈り入れを体験させていただきます。
都会に住む子どもたちにとって貴重な体験であり、食育としても価値ある活動です。
裸足で田んぼに入っていくとき、足が抜けないとか、気持ち悪いとか、転びそうだとか子どもたちは大騒ぎ。
しかし、しばらく作業を続けるうちに、「私、これ好きかも」というような声が聞こえ始め、
最終的には、終了時間になってもなかなかやめようとしない生徒もいました。
どちらかというと熱心で田植えが上手な女の子が多く、男の子の中には田植えよりも蛙を見つけては
大騒ぎしている子もいました。
どちらにしても良い体験ができました。
自分たちのお米ができるのが楽しみです。
田植えが終了し、バスで再びホテルへ。
お風呂に入って少し落ち着いた時間を過ごしてから、夕飯をいただきました。
ハンバーグ等、ボリュームたっぷりのメニューです。
食事係もしっかり働きました。
夕食後、本日最後の活動は、ホテルに隣接している体育館を使ったドッチボール大会です。
レク係が中心となって、自分たちの力で行うクラス対抗の大会。
思ったように運営できずに少し時間が延びてしまいましたが、これもまた経験です。
明日のレクレーション大会で挽回しましょう。
これから男子の力が強くなるにつれ、男女混合の運動競技はなかなかできなくなってしまいます。
そうした意味でも貴重な体験であり、楽しくできて良かったです。
魚沼1日目の夜が更けてゆきます。明日もまた、たくさんの活動が待っています。
少々興奮状態で生徒が寝るかどうか心配ではありますが、みんな疲れているはずです。
どうかゆっくり休んでください。