霧ヶ峰オリエンテーション 1日目

魚沼自然教室2日目。

やはり・・雨。

とは言え、昨日よりはずいぶん状況は良く、結果だけお伝えするならば、本日予定していた活動はすべて実施できました。
傘をさして・・・という時間帯もありましたが、実施に問題はなくホッとしています。

朝、生徒達は予定通り6時30分起床。
思うように寝られなかった生徒もいたようですが、特に寝込むような者もいません。
明るく元気な生徒達です。


今回の自然教室の特徴は、とにかく様々な活動がたくさん計画されていることです。
これが、この時間内に収まるのかと少々不安もありました。
そして、実際、時間が遅れてしまった場面もありました。

しかし生徒達の行動力を信じ、結果的には何とかなってしまうのがすごいところです。

本日、まず行ったのは「うおぬまGO」です。
これは、単純に1周回っても40〜50分かかろうかという範囲を定め、その範囲の中に教員6名がバラバラに立ちます。
教員がいる場所は、生徒に配った地図上に5名まで示されています。
1名だけは、どこにいるか書いてありません。

地図を頼りに班ごとに教員を探します。
うまく見つかると、そこで生徒にクイズが出されます。
そのクイズの内容は、非常に教員のプライベートに関わることで、なかなか正解はでません。
下の写真で問題をご確認ください。

回っている間に嬉しいのは、1カ所、おまんじゅう屋さんの前に教員が立っていて、そこに行くとおまんじゅう等が食べられること。
難しかったのは、地図上に示されていない先生を探すこと。

約1時間30分、たっぷり楽しみました。


うおぬまGOを終了後、今度はバスに乗って一路、銀山平キャンプ場へ向かいました。
そこで行ったのは、まず飯ごう炊さんのカレーライス作りです。

火をおこすのに苦労し、お焦げだらけのご飯や堅いジャガイモ、定番のできごとではありますが、どの班もおいしいカレーライスを堪能しました。
豊かな自然の中、自分たちで苦労して作ったカレーは、味わいが違います。


しかし感心するのは、子供たちの遊びを作り出すセンスです。ちょっとした時間があると、すぐに何か遊び始めます。
無邪気というか、子供らしいというか、かわいい生徒達です。
次の活動への切り替えも、ちゃんとできる生徒がほとんどです。

さて、次はちょっと珍しい活動で「魚つかみ」です。
ニジマスを手づかみで小さめのゴムのプールから取り出し、食べられるように処理してから塩を振って炭火で焼きました。
ワーワーキャーキャー言いながら魚をつかみ、最後には本当においしくいただきました。

命の大切さや人権教育にもつながる活動だと思います。


さて、通常の校外学習であれば、ここまで色々とやったら「日中の活動は終了!」というところです。
しかし、ここにもう一つ加えるのが、今年の東島根1年生流。

次に「スイカ割り」の活動が待っていました。
生徒には内緒でスイカを東京から運び込み、突然取り出して喜ばせてあげようというこの企画。
途中で生徒達にバレてしまい、少々その部分は企画倒れではありましたが、生徒達は大喜びで楽しみ、おいしくスイカもいただきました。


充実した活動を終え、バスで宿舎に戻りました。
結構、たくさん食べて過ごしたのですが、生徒の食欲は衰えません。
夕食です。


本日最後の活動は、キャンプファイヤです。
実行委員が、一所懸命準備してきました。

最初の点火式で、火の神のトーチの火の部分が落ちてしまったり(「これは演出だよね」とすかさずフォローしてくれた3組の誰かさん、ありがとう)、ゲームのやり方がなかなか全体に伝わらなかったりと課題もありました。
しかし、学年は始まったばかりです。
これからの糧にして、次回はさらに良いものにしましょう。

そんな反省はあったにせよ、火を囲んで歌ったり踊ったりゲームをしたり、みんなで盛り上げる楽しいひとときでした。


お風呂に入って、お土産のお米の袋詰めをして、時間は着実に刻まれていきます。
今日一日の活動や仲間に感謝し、最後の夜をゆっくり休んで明日に備えましょう。

ただいまの時刻、9月24日午前1時。
前日と同じ時刻になってしまいました。

正直なところ、先生達も少々疲れが出てきています。
もう1日。頑張ります。

おやすみなさい。