修学旅行も最終日を迎えました。
いつも天気の話から始めていますが、今年の生徒たちは、初夏の京都のあらゆる気候を味わっています。
今日は、・・カンカン照りの猛暑です。
素晴らしい天気に恵まれてうれしい限りなのですが、体調が悪くならないか心配でもあります。
もっとも本日の活動のメインはタクシー行動ですので、冷房の効いた車内、班ごとに経験豊富な運転手さんがいることが大変心強いです。
朝食は洋食です。和食が続いた後ですので、「朝はパン」という生徒には嬉しい朝食だったようです。
朝食を食べて身支度を調え、荷物を整理して東京へと向かうトラックに積み込んで、またもや忙しい時間を過ごしてからホテルを出発です。
ホテルのすぐ近くにある東本願寺に全員が集まり、タクシーの運転手さんと初めての出会いです。
さて、これからどんな体験をしてくるのでしょうか。
さて、タクシーを見送った後、私たち教員は次の動きに入ります。
とは言え、我々にタクシーはありません。
そこで、教員が数グループに分かれ、京都市内各地に散らばりました。
あって欲しくは無いのですが、万が一の事故、ケガ、病気、トラブル等が発生したとき、タクシーの運転手さんから入る無線連絡に少しでも早く対応するためです。
ちなみに私は、K先生並びにK先生と一緒でした。
せっかくですのでポーズをとってもらったのですが、こうやって見てみると妙に楽しそうで、教員が遊んでいたと誤解されるのが心配になってきました。
生徒がタクシーで京都駅に帰ってきました。
「どうだった?」
「楽しかった〜!!!」
はち切れんばかりの笑顔です。写真を撮るこちらまで嬉しくなりました。
帰りの新幹線もグリーン車。カードゲームをしたりおしゃべりしたり、眠ったり。
それぞれが修学旅行最後の時間を過ごしました。
ちなみに私は、このホームページ作りに勤しみました。
また今年も往復グリーン車の旅。来年もグリーン車だという保証はありませんので、2年生の皆さん、ごめんなさい。
いよいよ本当に最後です。東京駅で解散式を行いました。
お世話になった添乗員さんや看護師さんにもお礼を言いました。
素晴らしいのは、最後の最後になってもしっかりと顔を上げ、前を向いて話を聞く態度です。
私からは、 こんな話をしました。
「皆さんは、明るくて、素直で、無邪気で、素晴らしい生徒です。でも今までちょっと不満もありました」
「それは、できるのにやらない場面がたくさんあることです。自信が無いのか、周りの目を気にするのか、理由はわかりません」
「でも今回の修学旅行で、大きく成長し、自信をもってやるべきことをしっかりと見事に行う姿をたくさん見ました」
「これから多くの行事や試験、進路決定等の活躍の場が皆さんを待っています。素晴らしい成果をあげることを期待し、信じています」
最後に、私にとってちょっと嬉しい個人的なことを付け加えます。
ある男子生徒が、私にこんなことを言いました。
「校長先生って、今まで怖い人だと思っていたけど、本当は優しいんですね」
「
ありがとうございます」
2泊3日の旅が終わりました。
お疲れ様。
家に帰って、たくさんの土産話をしてあげてください。