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  興本扇学園 アーカイブ
  平成22年度(2010年4月〜2011年3月)



 学園祭


 10月29日(金)、30日(土)、西校舎体育館にて、興本扇学園学園祭が行われました。今年の学園祭は学園創立5周年を記念し、地域の方にもご参加いただくなど、例年とは少し違う素晴らしいものとなりました。

 30日の保護者参観日は悪天候にもかかわらず、たくさんの保護者の方々にご参観いただきました。また、1~4年生の引き渡しにもご協力いただきまして、大成功にて学園祭を終えることができました。あらためて感謝申し上げます。
1、はじめの言葉

 5歳の興本扇学園よりちょっぴり先輩の、6歳と7歳の一年生全員の「はじめの言葉」で学園祭がスタートしました。
2、ようこそ!むかしばなしのくにへ!(1年)

 1年生は昔話を歌と合奏で表現してくれました。
3、スイミー(2年)

 12年生はスイミーの冒険の劇でした。海の生き物をかわいらしく表現してくれました。
4、みんなからのおくりもの(3年)

 3年生はことば・リズム表現。まどみちおや谷川俊太郎の詩を季節感豊かに表現しました。
5、 琵琶演奏

 創立5周年を記念して、地域の方が伝統芸能の琵琶を演奏してくださいました。演目は「平家物語」の冒頭の部分と「扇の的」です。

 日本古来の伝統芸能の琵琶。学園祭で初めてその音色を聞いた方も多いと思います。

 学園と地域がエールの交換をしているようで、これまでにない素敵な学園祭となりました。貴重な体験をさせてくださった服部櫻絲さんに感謝いたします。
休憩

 休憩中、新標準服のお披露目がありました。 検討委員会の保護者の説明の中、検討委員会・生徒会の児童・生徒たちが実際に着て見せてくれました。来年の新7年生からの標準服になります。
6、魔法を捨てたマジョリン2010(4年)

 4年生は劇・「魔法を捨てたマジョリン2010」です。マジョリンは人間たちから美しい心を学びます。

 この演目は現7年生が4年生当時に演じたものです。児童鑑賞日では劇を見ながら小さな声をあげる7年生がいました。当時を思い出し、自分に重ねて鑑賞していたのかもしれません。
7、「Voices」「風のあとから」・「ラデッキー行進曲」(5年)

 5年生は合唱と合奏です。ピアノの演奏も3人の児童が交代で行っていました。「ラデッキー行進曲」では会場から大きな手拍子が響きました。
8、和太鼓(6年)

 6年生は毎年恒例の和太鼓です。とても力強い太鼓にみなが魅了されました。保護者鑑賞日にはハンカチで目頭をおさえる保護者もいらっしゃいました。
休憩

 休憩中、次に控えるブラスバンドが「学園天国」をプレゼントしてくれました。
 会場からは大きな手拍子がおこりました。児童鑑賞日には一部の児童から「ヘイ!」「ヘイ!」とコール&レスポンスがおこっていました。
9、ブラスバンド

 回を重ねる毎に上達してゆくブラスバンドは学園の行事に華を添える、なくてはならない存在になりました。学園祭では創立5周年を迎える学園とみんなに感謝をこめていきものがかりの「ありがとう」 とJAZZの 「シング・シング・シング」を披露してくれました。
10、「みんな輝け!キラキラ星2010」(8年)

 8年生は合奏と合唱です。舞台上のキラキラ輝くユーモラスな星たちが「笑い」と「音楽」のパフォーマンスで体育館をひとつにしてくれました。
11、「Cool G Luck」(7年)

 7年生は全員によるヒップホップダンス。一人ひとりがかっこよく踊っていました。会場が狭く感じられました。
12、 「I have a dream.(キング牧師)」(9年)

 9年生は英語メッセージです。英語で差別のない世界を訴えました。
13、終わりの言葉(9年生代表)

 感謝の言葉とともに9年生生徒が学園祭終了のあいさつをしました。

 1年生の桃太郎から始まり、9年生のキング牧師のメッセージ「I have a dream」に終わる、「協力」と「団結」をキーワードとしたバラエティに富んだ演目が揃った今年の学園祭。1年から9年までの子どもたちの成長と能力をじっくりとそして楽しく見せてくれました。地域の方との交流もあり、創立5周年にふさわしい素晴らしい学園祭になりました。
学園祭を支えた生徒たち

 頼もしい中学部の生徒たち。彼らなくしては学園祭は成り立ちませんでした。