昨日(4/23)、都知事から発せられた言葉です。事態はやはり深刻です。
言葉や数字で表す、ということは、相手にわかりやすく伝える手段としてはとても有効です。今回発せたれた言葉も、以前から発せられていた「STAY HOME」に加え、「いのちを守る」「週間」とより具体的な言葉が添えられました。
また、日々報道されている感染者数などの数字も客観的なデータに基づくものでしょうから、具体性があります。「東京都では今日も〇〇名の感染が…」と聞くと、感染者は毎日増え続けているのだな、とわかります。
しかし一方で、言葉や数字は「慣れ」につながることもあります。最低でも7割、できる限り8割の「STAY HOME」もなかなか実現できないようです。東京都の感染者数も連日100名を超えると、それが当たり前のようになってしまいます。危機感を持ち続けることはとても難しいことなのかもしれません。
ただ、危険が回避されたり、感染が終息したわけではありません。昨日もまた著名な芸能人が亡くなったと報道されました。著名人であれ命の重さに変わりはありませんが、多くの人が知っている方が亡くなったという事実は、新型コロナウイルス感染の恐ろしさを少しでも身近に感じることにつながるのかもしれません。
いのちを守る「STAY HOME(ステイホーム)」週間
ゴールデンウィーク明けに、また新たな言葉を付け加えなけれならない。そうならずに済む週間になることを望みます。
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