鹿浜菜の花中学校

校長日記

<<前のページ | 次のページ>>
2021年2月10日(水)
専門学科

今朝の朝刊に都立高校一次・分割前期学力検査の出願状況が掲載されていました。いわゆる「倍率」です。都立高校一次・分割前期学力検査では、この出願状況を受けて2月12日に出願した高校から願書を取り下げることができます。そして2月15日に新たに受検を希望する学校に再提出をすることが可能です。
これが都立高校受検の際に必ず説明される「願書取り下げ・再提出」です。
都立高校一次・分割前期学力検査の倍率はこれをもって最終確定します。ですから、本日発表されている倍率はまだ最終のものではありません。このあと、どのくらいの受検者が願書を取り下げ再提出をするのか、これは全く予想がつきませんから、例年、極端に倍率が変わる学校もあります。
出願した皆さんは、熟慮のうえ対応するようにしましょう。

さて、その「倍率」ですが、ここ数年は「専門学科」の倍率が伸び悩んでいる傾向があります。専門学科とは「工業科」「商業科」などを指します。〇〇工業高校、□□商業高校という名前の学校がそれにあたるでしょう。
専門学科の高校がなぜ敬遠される傾向にあるのか、明確なデータがある訳ではありませんが、ここからは1,2年生向けのお話です。
今後進路選びをする中で、どうぞ専門学科の高校を1カ所見学に行かれることをおすすめします。施設設備の充実、就職に限らず専門学科系の大学進学指導にも力を入れている、など、専門学科ならではの魅力がたくさんあります。

百聞は一見に如かず。

中学校の学習の延長と言える普通科とはひと味違う専門学科の魅力を見直してもよいのではないか、と思っています。