鹿浜菜の花中学校

校長日記

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2021年2月18日(木)
朝読書

2月15日付の学校だより(本ホームページでも閲覧できます)に、締めくくりの2月、準備の3月という文章を書かせていただきました。
昨日の職員会議も議題は「年度末反省」。学校も今年度の反省を踏まえ、来年度に向けての準備を進めようとしています。
そうした中で学習進路部から新しい提案がありました。

来年度、朝学習の一部に「朝読書」を導入する

素晴らしい提案です。その目的はいろいろありますが、ここでは割愛させてください。それよりも先生方が「前年踏襲」ではなく、生徒の現状を的確に分析し読書の必要性という結論を導き出したことに、校長として感激したのです。

副校長時代に発行していた「副校長だより」に、私自身の読書に関する苦い経験を書いたことがあります。そのエピソードは私が学生時代のことですから、その時から言われていた「活字離れ」という言葉は、今ますます深刻な状況だと言っていいでしょう。
アンケートによると教員でさえ月に1冊も本を読んでいないというデータもあるようですから、活字離れは深刻です。

さて、保護者の皆様、締めくくりの2月、準備の3月の間に1冊、本を読んでおきませんか!
お子さんから「何を読んでいいのかわからない」と相談されたときに、「最近、こんな本読んだよ」と、すっと本を差し出すことができたら、かっこいいですね!

この校長日記を読んでくれている本校の先生方、本、読んでおきましょう!
朝読書がはじまったときに、真新しい本を開くのもいいですけど、読みかけの本を取り出して、栞の挟んであるページをさっと開いて読み始めたら、「先生って、いつも本を読んでいるんだなぁ」って、説得力がある気がします。

ちょっとかっこいい大人の雰囲気を「読書」から。

(※左「校長日記」の下の「副校長だよりはここ」をタップすると、私の苦い経験を読むことができます)