|
令和2年度、第5回卒業式が無事執り行われました。
コロナ禍における式となったため、ご来賓の方をお招きすることもできず、在校生の参列もできない状況ではありましたが、卒業生は立派に鹿浜菜の花中学校を巣立っていきました。
かつてこの地には、菜の花が一面を覆っていたと聞いたことがあります。
菜の花が咲くことで、春の訪れを知ることができたということです。
統合、改築を境に、敷地内の菜の花は姿を消しました。
しかし最近になり、敷地のところどころに、菜の花が見られるようになってきました。
プランターで栽培した菜の花の種が飛んでいったのでしょうか。
地中に長く埋もれていた種が、今になって芽を出したのでしょうか。
新校舎設立から3年。この卒業生が入学してから3年。
菜の花は、この卒業生の旅立ちを見届けるために芽を出してきたような気がしてなりません。
「おめでとう」の言葉を言うために。
改めまして第五期生の皆さん。
ご卒業、おめでとうございます。
|