鹿浜菜の花中学校

校長日記

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2020年6月8日(月)
簡易昼食

6月4日から19日までは、足立区公費による簡易昼食が提供されています。上の写真は昼食の様子です。
テレビニュース映像でよく見る光景がここにもあります。感染防止策としての「前向き給食」。これはインフルエンザ流行時にもとる対策の1つです。今回はそれに加えて「私語を慎む」。そして授業と同じようにソーシャルディスタンスを保った座席配置です。
ご想像いただけるとおり、静かな昼食です。職員会議では、せめて音楽でも流せないか、との提案がありました。少しでも明るい雰囲気で昼食がとれればという思いは、先生方も同じでしょう。

給食については、3月2日からの休校において最も苦労をしたのは栄養士さんです。通常栄養士さんは前月中に献立を確定し、各業者に食材を発注します。こうした対応をほぼ1人で行っています。今回は
休校→食材キャンセル→学校再開→献立設定→休校延長
が、度々繰り返されました。今回提供されている簡易昼食も1食220円で設定されています。この金額内で献立を立てることは至難の業です。6月22日以降もこの設定はしばらく続きます。加えてアレルギー対応、感染防止策の徹底など、そのご苦労は絶えません。

休校期間中は先生方もお弁当を持参したり、買ってきたり、外に食べに行ったりと、先生方も「昼食」に頭を悩ませることがありました。簡易とはいえ昼食が提供されることは本当にありがたいことです。(※教職員は公費ではなく実費を払っています)

感謝の気持ちを忘れずに、という言葉を改めて実感する昼食再開です。