恐らくこの仕事をしていなければ、明日7月1日が「国民安全の日」であることを意識することはなかったでしょう。
昭和35年に7月1日を「国民安全の日」とすることを定め、それが今日まで続いています。趣旨としては「国民の一人一人がその生活のあらゆる面において、施設や行動の安全について反省を加え、その安全確保に留意し、これを習慣化する(以下省略)」となっています。
この一文だけを読むと、まるで
「令和2年に新型コロナウイルスの感染拡大があり、第一次の感染ピークは過ぎたものの、東京では6月下旬から新規感染者が増え始めるので、7月1日に、今一度、行動や安全について反省して、安全確保に留意し、これを習慣化しようと、昭和35年に決めていた」
そんな気がしてしまいます。
緊張感を持続させることは中々難しいことです。それが習慣化されるまでとなると、さらに大変なことでしょう。しかし外出時にマスクをすることは、すでにほぼ習慣化されたような気がします。これから暑くなりますが、人混みではマスクをすることは継続させたいものです。そして手洗いとうがい。手指消毒よりも手洗いが基本だと言われます。こうした行動が習慣化することで、自分自身の安全が守られる。
7月1日の「国民安全の日」をきっかけに、ご家庭でも再度、感染防止対策について話をしてみるのもよいかもしれませんね。
明日から7月。暑さはピークを迎えます。新型コロナウイルス感染防止に加え、熱中症予防も重要な時期。また食中毒などにも気を遣う季節です。「安全確保」は多岐にわたりますが、引き続き健康で安全な日々を過ごせるように努めていきましょう。
※昨日の校長日記にて、冒頭の日付が間違っていました。
誤)6月26日の土曜日
正)6月27日の土曜日
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