昨日、近隣4校の小学校校長先生方が本校にお見えになり、今年度の小中連携事業についての打ち合わせを行いました。
鹿浜菜の花中学校は、鹿浜第一小学校、鹿浜西小学校、北鹿浜小学校、鹿浜五色桜小学校の4校と連携をしています。これまで年間7,8回の交流を行い、主に指導力向上、授業改善を目標に、小学校と中学校の垣根を越えて親交を深めてきました。
今年度は残念ながら新型コロナウイルス感染防止の観点から、回数、規模を大幅に縮小することになりましたが、予定では10月頃、各小学校の先生方が、主に中学1年生の授業を参観する、という形で実施することを決めました。
小中連携は足立区全体の教育課題でもあります。小学校から中学校へ進学すると、様々な生活文化の違いに戸惑い、場合によっては不適応を起こしてしまうことがあります。これが「中1ギャップ」と言われる現象です。深刻な場合には不登校になってしまうこともあります。
そうしたことを少しでも減らしていくことは足立区に限らず、全国共通の課題とも言えます。この解消のためには、まず先生方がお互いを知ることが大切になります。それを指導力向上、授業改善という研究を通して深めていこうというのが「小中連携」です。
今回、私自身も初めて校長として、近隣4校の校長先生方と直接お話をさせていただきました。鹿浜地区は私を含め、5校中4校の校長先生が今年度着任したということを改めて知りました。これから長くお付き合いすることになります。小学校との連携を密にして、よりよい地域づくりに貢献できればと気持ちを新たにした一日でした。
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