鹿浜菜の花中学校

校長日記

<<前のページ | 次のページ>>
2020年7月13日(月)
水害について

九州地方を襲った大雨の影響で河川が氾濫し、たくさんの命が奪われ、また多くの方々が被災をされ現在も大変不自由な生活を送られています。亡くなられた方々、被災された方々には、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げます。

昨年10月19日には足立区においても危機的状況にあったことを覚えている方も多いでしょう。当時本校副校長であった私も、開校以来初めての避難所開設にたずさわっていたことを鮮明に覚えています。水害はもはや他人事ではありません。明日は我が身、という想いを常に持ち続け、備えておくことは大切です。

ところで、本校東門のあたりに、浸水時水位表示が設置されていることをご存じでしょうか。上の写真右側が東門の付近ですが、掲示板の上方に設置してありますので、本日からの三者面談の際に、一度ご覧ください。
本校は東側は新芝川、南側は荒川に囲まれた地域です。万が一、河川の氾濫が起きると、最大で3.2mの浸水があると予想されています。3.2mとなると1階部分はほぼ水没する、ということがこの表示からもわかります。
昨年の避難所開設時も、当初は1階体育館に避難していた方々を、3階、4階に移動していただいた経緯があります。今回の九州地方の大雨被害では1時間も経たないうちに、あっという間に浸水水位が上昇したとの報道もあります。

水害の際の避難方法に関しては、ご家族で真剣に話し合っておく時代です。どうぞ大きな水害が発生する前に、備えをしておくようにしましょう。