鹿浜菜の花中学校

校長日記

<<前のページ | 次のページ>>
2020年8月26日(水)
家庭学習

学習において「間違うこと」「できないこと」「わからないこと」は決して悪いことではない。しかしそれを放置してはいけない。

今日はそれを放置しない一つの方法「家庭学習」についての話をしましょう。

夏休み中に3年生の「家庭学習がんばりシート」の「今月の振り返りと来月の目標を書きましょう」欄を読ませていただきました。
本校では家庭学習帳を毎日提出することで家庭での学習習慣を身に付けさせようという取組を行っています。連続提出者は表彰をしたりしますので、生徒はそれを目標に毎日家庭学習を頑張ってくれています。この取組は3年生に限らず、1,2年生も行っています。

振り返り欄には、多くの生徒が「一度も忘れることなく提出できた」とか「忘れた日があったので来月は必ず全提出する」などのコメントを書いてくれていました。その中で、特に目を引いたものをいくつか紹介しましょう。

*毎日出してはいたが、自分にプラスになる家庭学習を出せなかった。9月には期末テストがあるので、それに向けて教科別にまとめるなど有効活用していきたい。
*来月は受験の過去問を解いたりして家庭学習の質を上げていきたい。
*「ノートをきれいにまとめる」ではなく「たくさん量をこなす」と言うことを意識して取り組むことができた。
*家庭学習をやることより、出すことが目的になってきているところがあるから、内容を見直しつつ毎日取り組む。

家庭学習を「出すこと」が目的化していないか。そこに気づくことはとても大切なことです。内容や質に目を向けてみたり、一方で「この時期はとにかく量をこなす」としたり、そうした工夫こそが家庭学習の本質だと教えてくれています。

1,2年生の皆さん、あなたはどんなこだわりを持って家庭学習に励んでいますか?
校内を巡回していると上の写真のように、1年生では優れた家庭学習帳を掲示していました。友達のよいところはぜひ参考にして、より充実した家庭学習を実践してください。

定期考査一週間前になります。さあ、勉強!