鹿浜菜の花中学校

校長日記

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2020年9月7日(月)
プロフェッショナルとは@

先週、学校メール配信によりお伝えさせていただきましたが、今週から登校時間を通常(8:00〜8:20)に戻したり、朝学習、放課後補充教室(鹿浜菜の花タイム)を再開することとなりました。給食も簡易昼食から通常給食になっています。新型コロナウイルス感染防止対策を一部緩和し、通常モードに移行します。ご家庭でもご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

さて、そうした中において本日から「教育実習生」を2名、迎い入れることとなりました。本来であれば春に受け入れる予定でしたがこちらも延期となり、ようやく受け入れることができます。お二人とも旧第八中学校の卒業生。活躍を楽しみにしていましょう。
今週はその教育実習生に渡したプリントから「プロフェッショナルとは」という内容をお届けします。これは私が教員時代に、就職を希望する生徒を連れて建築業者に面接に行った際、そちらの所長さんからいただいたものです。以来ずっと大切にしてきています。建築現場に関する専門用語が多いのですが、内容は「働く人すべてに共通する」と思っています。
長文なので、数回に分けてのお伝えとなるかと思いますが、ぜひ保護者の皆様に、そして未来の働き手さん(生徒の皆さん)に読んでいただきたいと思います。

『プロフェッショナル』
プロフェッショナルはお金をもらえる技術、技量によって、報酬を得ることがでるが、アマチュアは技術、技量のなさでお金を得ることができません。プロとは、プロ野球の選手だけではない。みなさんも工事現場で働くプロ、また、その道のプロである。プロである限り、プロの考え方、動きをとらなければ報酬を受け取ることはできないのです。
例えばプロ野球で、サードにゴロが飛んだとき、キャッチャーはどう行った動きをしますか?
そうです。キャッチャーはファーストのカバーに走っているのです。重いプロテクター、レガースをつけているにもかかわらず、毎回、「万が一のために」走っているのです。一流のプロだから、「万が一」のためのプレイをしっかりやっているのです。そういった、万が一のためのプレイが確実にできないチームは、やっぱり負けます。プロは仕事の恐さを知っているから、万が一のためのプレイを大切にするのです。

我々もプロです。
  上にあるものは、ものであれ人であれ、落ちる。
  軽いものは飛ぶ。
  燃えやすいものは燃える。
  立てかけたものは倒れる。
  玉掛ワイヤーは切れる。
  レッカーは倒れる。
基本を無視したプレイはプロの仕事ではありません。

今日はここまで。続きはまた明日。