前期の振り返り。今日は学習です。
昨日もお伝えしたように、新型コロナウイルス感染拡大防止から休校措置となり、今年度も約3か月間、通常の授業ができない事態となりました。現在、通常授業は再開していますが、何よりも休校期間中の学習の遅れを取り戻すことを最優先に授業を進めている状態です。
そうした中で今週末には通知表が提示されます。通知表に記載される評価や評定の意味については「学校だより(9月25日版)」に書かせていただきましたので、どうぞ改めてお読みいただきご理解ください。大切なことは前期の評価・評定を後期に生かすことです。
夏休み明け(8月24日)以降、できるだけたくさんの授業の様子を見るために教室を巡回しています。職員室をでて2階を歩くと、さすが3年生と言った授業の様子を見ることができます。受験を控え、授業を大切にしようという意欲がはっきりとわかります。3階に上がり2年生のフロアに行くと、1年生のころの、あまり授業に集中できていなかった様子が一変し、一生懸命にノートをとる姿が増えてきたように感じます。この時期に気持ちを切り替えられたことは、今後に期待が持てます。授業を大切にすることは自分を大切にすること。将来の自分をイメージし始めた証だと思っています。
そして4階、1年生のフロアに上がると、授業に前向きに取り組む生徒と、授業を受ける姿勢が身についていない生徒とに分かれてきているように感じています。小学校の学習内容がしっかりと身に付いていないことが一因かもしれません。通知表を受け取った時に、どうぞご家庭で「授業をしっかりと受けることができているか」、今一度確認してください。各教科の観点別評価「関心・意欲・態度」について「C」がついていた場合には、その原因についてお子さんとご確認ください。ご不明な場合は遠慮なく問い合わせてください。学習の遅れが授業態度にまで影響してしまうと、負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。
もしお子さんがこれまでの学習内容に不安を抱えているようでしたら、これもできるだけ早めにご相談ください。今、1年生には「校長先生だより」を通じて「先生を頼っていいのですよ」と伝えています。
先生は「敵」ではありませんよ(^^)。
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