鹿浜菜の花中学校

校長日記

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2020年10月8日(木)
小中連携

以前にも一度お伝えしていますが、足立区は近隣の小学校と中学校が連携して継続的な児童・生徒の育成に力を入れています。昨日はその小中連携研修の日でした。
鹿浜菜の花中学校は、鹿浜第一小学校、北鹿浜小学校、鹿浜西小学校、鹿浜五色桜小学校の4校と連携をして研修に励んでいます。今回は小学校の先生方が中学校の授業を参観し、今後の指導に役立てることを目的として実施しました。
例年では4つの小学校からほぼすべての先生方が来校し研鑽に励んでいるのですが、今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、回数や人数を大幅に絞り、各小学校からは3名程度の先生方にお越しいただき、主に1年生の授業を参観していただきました。
生徒たちは、久しぶりにお世話になった小学校の先生方の姿を見て、「〇〇先生!」と嬉しそうに声をかけたり、笑顔になっていました。小学校の先生方の中には「授業中に集中を切らせてしまって申し訳ない」と思われた方もいたようですが、中学生になった今でも、小学校の先生方との絆が深いことを知ることができて、私としては微笑ましい限りでした。
小学校の先生方が、大切に育てた児童の皆さんが、今は中学生となって成長した姿を見せようとしている。卒業した後も先生方は気にかけてくださっている。
小中連携の大切さを実感できた1時間でした。

さて、いよいよ明日は前期最終日です。足立区は二期制のため前期が終わると、すぐに後期が始まります。ケジメや切り替えがしにくいと言われますが、通知表をもらって前期の反省をして、その気持ちが冷めないうちに後期がスタートするという意味では、決してマイナスなことだけではないと思っています。
「鉄は熱いうちに打て」。明日の通知表を楽しみにしていてください。