整える。今日は2年生に向けて「学習を整える」
2年生はこのところ急激に成長してきました。それが授業態度、部活動など、学校生活全般に現れてきています。前期の通知表を見て「一喜一憂する姿」が見られたと、学年の先生から報告がありました。成績を見て一喜一憂することが、成長とどう関係があるの?と思われるかもしれませんが、これはとても大切な姿です。一喜一憂できたのは、自分の成績に興味、関心を持っていたからこそ、なのです。
こうした姿が見られた今がチャンスです。
一方で心配な状況もあります。7月に行われた区学力調査を活用した到達度調査では、数学、英語に大きな課題があることが見えてきました。1年生のうちに身についていなければいけない学習内容が、しっかりと定着していない生徒がいることがデータからわかってきています。もしかしたらこのままでは「授業を真面目に受ける」だけでは対応ができないかもしれません。
昨日も放課後に学年主任、数学科、英語科の教員が集まり、データ分析と今後の対応について検討をしていました。校長としては大変頼もしい姿を見ることができて嬉しい反面、特別な対応をとらなければいけない、喫緊の課題なのだということを再認識させられました。
2年生は「学習を整える」の意味は「授業を大切にしよう」ではありません。。
授業はすでに整っています。みんなとても前向きに取り組むことができています。なので学校では、プラスαの部分、「朝学習」や「放課後補充教室」などの体制を整えていきます。自分のつまずきを知り、そこに立ち戻って学習ができるように工夫していきます。
生徒の皆さん、そして保護者の皆様は、どうぞ家庭学習の環境を整えてください。授業だけでは十分に身に付かないのが、中学校の学習です。
来週から再来週にかけて2年生は領域診断テスト(10/21)や都学力調査を活用した到達度調査(10/26)を立て続けに実施します。授業以外の学習機会を増やすことが目的の1つです。まずはそこに向けてこれまでの学習内容を復習しておきましょう。
2年生は「今がチャンス!」
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