鹿浜菜の花中学校

校長日記

<<前のページ | 次のページ>>
2020年11月2日(月)
ふれあい月間

先日「コスモスが満開」という記事を紹介しました。しかし、実際に見ていないなぁと思い、週末に荒川土手を散歩しに出かけてみました。(上の写真はその様子)
すでにピークは過ぎていたようでしたが、それでもたくさんのコスモスが咲いていました。青空のもと、遠くにスカイツリーを望みながら花畑を歩いていると、心が洗われる気持ちになり元気になった気がしました。
でも久しぶり長時間歩いたためか、身体はすっかり疲れてしまいました。「体力が落ちたなぁ。きっと自粛生活のせいだなぁ」と、4,5ヶ月も前のことのせいにして、自分を納得させています(笑)。

さて11月になりました。11月は「児童虐待防止推進月間」です。東京都教育委員会は11月を「ふれあい月間」「いじめ防止強化月間」としています。今月は様々な観点から、子供たちの人権を守ろうという月間です。足立区もこれにならい取組をしています。もちろん本校でも、これまでの取組をさらに強化していこうと考えています。

後期の始まりに「言語環境を整える」という話をしました。これはまさに「ふれあい月間」を見越しての呼びかけです。言葉は人に勇気を与えることがあります。逆に人を傷つけてしまうこともあります。今日の放送朝礼で改めてそのことについては話をしました。心ない言葉に傷つく。そうした仲間が一人もいない環境を作る。これは全員が心掛けなくては、達成することはできません。

ご家庭でも「丁寧な言葉遣い」について、どうぞ話題にしてください。そしてお家でも「言語環境」を整えるようにしてみましょう。「児童虐待防止」の観点からすると「子どもの心を傷つけるような行為」も虐待となります。虐待は決して「体罰」だけではありません。

先行き不透明な時代です。新型コロナウイルス感染もなかなか終息する気配が見られません。不安を感じやすい時だからこそ「あたたかいひと言」に救われる。そんな機会を増やしていきたいものです。