上の写真は、昨日の放課後、質問教室の様子です。

今週末に行われる定期考査に向けて、どの学年も多くの生徒が質問教室に参加していました。熱心に解説する先生、一生懸命に聞き入る生徒たち。教育の原点のような光景に嬉しさと頼もしさを感じました。

ところで１つ、気になる話を伺いましたのでお伝えさせていただきます。皆様のご家庭の学習環境はいかがでしょうか。

先日、足立区内に放課後学習の場を提供されている方が来校され、こんなことをおっしゃっていました。
「登録、利用されている生徒の中には、オンライン学習に参加している人もいます。しかし家庭内からテレビの音などが漏れ聞こえてきて、おうちでの学習環境があまり整っていないのではないかという状況がうかがえることがあります」（※本校の生徒ではありません）

お家にはご兄弟がいるかもしれません。リビングなど家族が集まる場所で勉強する習慣が身に付いている人もいるでしょう。仮に兄弟が小学生以下の弟さんや妹さんであれば「テストの前だからテレビは禁止」といっても、なかなか理解をしてもらうことは難しいかもしれません。
中学生は時々「よし、やろう！」と思い立つことがあります。でも実際に始めてみると集中できず、イライラしてしまうだけで終わってしまうことがあります。
三者面談でよく親御さんから「本人がやる気にならないから…」と相談を受けることがありました。もちろん本人のやる気が大前提なのですが、「よし！」と思ったときに、テレビやゲームの音が流れ続けていると、その「よし！」の気持ちもかき消されてしまうことがあります。「よし！」を継続させていくには、ご家庭の環境づくりも、大変重要な要素なのです。

定期考査は金曜日から。
まだあと３日間あります。もしお子さんが「よし！」という行動を起こしたときには、ぜひ家族みんなでその体制を作ってあげてみてください。「言い訳」や「言い逃れ」はさせないぞ！という家族の雰囲気はとても大切なのです。