鹿浜菜の花中学校

校長日記

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2020年11月24日(火)
また一歩、日常へ

本日、今年度初めて体育館で生徒会朝礼を実施しました。短時間ではありましたが、生徒会役員が中心となり、各委員会からの報告、そして授業態度向上キャンペーン結果を全校生徒に伝えることができました。また一歩、学校がこれまでの活動を取り戻した気がしました。

ところで、連休中に荒川土手を散歩していると、土手沿いのゴルフ場では、たくさんの人たちがコースをまわっていました。たいして珍しい光景ではないと思われるかもしれませんが、ここは1年前、台風の影響で浸水、その後しばらくの間、一帯は沼地のようになってしまい、とてもかつてゴルフ場があったとは思えない状態でした。当初はもうゴルフ場の再開は難しいのではと思っていたのですが、人の力というものはすごいものです。がれきが撤去され、倒木もいつの間にが整備され、荒れ果てていたグリーン上もきれいに芝が刈られ、元のようなゴルフコースが復活していました。
1年前、荒川が氾濫するかもしれないと多くの人たちが避難所で一晩を過ごしたことも遠い過去のように感じられました。災害というものは、こうして忘れ去られていくものなのかもしれない、とも思いました。

さて、明日は弁当の日。本校の特色ある教育活動のひとつです。人権教育の中に食育を位置付け、生徒が自分で一から弁当を作ることで、家族への感謝の気持ちと食の大切さを学ぶことが目的です。これは教職員も同じですから、校長も例外ではありません。連休中に「ちょっと試作してみよう」と思い、弁当を作ってみました。名付けて「ヘルシー弁当」。コロナ禍で運動不足になりがちな体にやさしい、カロリー控えめメニューにしようと「お麩」を使った料理にしてみたのですが、これが大不評。ネットでは「誰が食べてもお肉と間違う美味しさ!」とコメントされていたはずなのですが…。ネットの書き込みは鵜呑みにしてはいけないと改めて実感させられました。
う〜ん…、明日のおかずはどうしよう…。