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昨日のお弁当の日につきましては、ご協力ありがとうございました。うっかり忘れてしまうような生徒もおらず、目的を達成することができたと感じています。引き続き本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。
ところで、私も自分で弁当を作ってみて、改めて考えたことがあります。決してニュース報道等を否定するものではありませんので、それをご理解いただいた上でお読みいただけると幸いです。
以前「お父さんが高校生活の3年間、毎日お弁当を作ってくれた」というニュース映像を見たことがあります。これは様々なご家庭の事情により、お弁当を作っているのが「お母さん」ではなく「お父さん」であるために「ニュース」として取り上げられたような気がしています。一般的には、お父さんが弁当を作ることは珍しいことで、その裏には「お弁当はお母さんが作るもの」という、社会通念上の役割意識が隠されているような気がしてなりません。(※この意識は私だけのものかもしれません)
昨日、いつもより少し早起きをして、1年ぶりに弁当を作り改めて「大変だなあ」と思いました。我が家も子供達はまだ学生であり、毎日弁当を持参しています。その弁当を毎日作ってくれているのは「お母さん」(※私にとっては妻)であり、私が「大変だなぁ」と思うことを毎日やってくれています。これはやはり大変感謝すべきことだと改めて実感しました。
もし、お父さんが毎日弁当を作ることがニュースになるのなら、多くのお母さん方もニュースとして取り上げられてもおかしくはないはず。しかし、脚光を浴びることもなく、それでも毎日お弁当を作ってくださっている。これは当たり前のことではないことを伝えなければいけないと思いました。
毎日お弁当を作ってくださっているお母さん、もちろんお父さんも、本当にご苦労様です。ありがとうございます。そしてそれを毎日いただいているお子さんたち。感謝の気持ちを「空っぽの弁当箱」で表現してくださいね。
※毎日自分でお弁当を作って持参している学生さんも多いでしょう。そうした皆さんも、毎朝ご苦労様です^^
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