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3月に入ってから1年生は独自に「チャイム着席キャンペーン」と「身だしなみキャンペーン」を実施していました。
3月1日、月曜日。
キャンペーン初日の様子を見ておこうと、休み時間に4階に行きました。「もうすぐ始業のチャイムが鳴る。どんな雰囲気なのだろう」
大きな期待と若干の不安を持ちながら到着してみてビックリ!
チャイムが鳴る前に、すでに廊下に人影はなく、聞こえてくるのは先生方の「そろそろチャイムが鳴りますよ!どうするんだっけ?」の声。
それに反応した生徒はすでに教室の中にいました。
「キャンペーン初日、よいスタートを切っているなぁ」と感心しました。
3月4日、木曜日、午後。
キャンペーンも4日目、そろそろ「慣れ」が出てきてしまう頃。しかも昼休みあとの5時間目始業前。
わざと、どうしても気が緩んでしまいがちな時を選び、再び4階へ。
驚きました。始業前なのに、すでに廊下に人影はありません。3,4ヶ月前は、昼休みの雰囲気を5時間目の授業に持ち込んでしまう様子があったことが嘘のよう。
体育の授業だったクラスはすでに着替えも移動も完了しています。これが当たり前なのかもしれませんが、当たり前のことができることに喜びを感じました。
廊下にいた先生が「6時間目の総合の時間がうまくいくか…」と心配していたので、6時間目が始まる前に、再度4階へ。
もう驚きません。始業のチャイムは鳴っていないけれど、廊下には誰もいません。全員がビシッと席に座り先生の指示を待っているクラス、すでに6時間目に行う内容の座席に向きを変えて座っているクラスもあります。
1年生、成長しています!
そして先生方も成長しています。「席について!」と指示するのではなく「どうするんだっけ?」と問いかけることで、自分で考えさせ、自発的な行動を促す声かけをしていました。
もう驚かない、といいながら、ちょっと驚いたのは6校時の授業内容。「集団討論」をやっていました。都立推薦入試を見越しての取組を1年生のこの時期に行っていることには驚きました。
2年生になる自覚が高まってきましたね。すごいぞ、1年生。
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