鹿浜菜の花中学校

校長日記

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2021年3月8日(月)
緊急事態宣言 再度延長

緊急事態宣言が再度延長となりました。部活動の再開等を楽しみにしていた生徒の皆さんには大変残念ですが、もうしばらく自粛が続きます。また特に卒業を間近に控えた3年生の皆さんには修学旅行の代替行事として時間をかけて準備してきた校外学習も、中止という判断にならざるを得ません。自分たちで発案し、準備を整え、あとは実施を待つのみという状況での中止は、いたたまれない気持ちでしょう。私としても残念でなりません。そして7組の皆さんの校外学習も、残念ながら中止となります。思い出をつくる場面がまた一つなくなってしまいましたが、残された時間を大切に過ごしていきましょう。

さて、学校はこの一年間、前代未聞という事態を経験してきました。それは今も続いています。人生とは本当に何が起きるかわからないものです。そうした中で、今年は未曾有の災害と言われた東日本大震災から10年となりました。生徒の皆さんの記憶にはあまり残っていないかもしれませんが、例えば当時東北地方に暮らしていた人々は、10年前の今日(3/8)、3日後に未曾有の大震災が起こることなど全く予想もせずに、いつもと変わらない日常を過ごしていたはずです。
その日常が「3.11」に一変。それから10年。
今週はこの校長日記をお借りして、私が経験した東日本大震災についてお伝えします。26年前の阪神淡路大震災と同様、災害を風化させないため、また常に防災意識を高めておくために、どうぞお付き合いいただき、ご家庭でも当時のことをお子さんたちに語り継いでいただきたいと思います。