鹿浜菜の花中学校

校長日記

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2019年5月18日(土)
第4回運動会

 五月晴れというよりは夏の天気に近かったかもしれません。好天に恵まれた本日、鹿浜菜の花中学校第4回運動会を予定通り開催いたしました。ご来賓、保護者の皆様には朝早くからご来校いただきありがとうございました。また、PTA会長様をはじめとした役員、委員の皆様には主催者としてご協力いただきました。心より感謝申し上げます。
 今年度の運動会のスローガンは「鹿浜菜の花魂 歴史に残る 令和の幕開けを」ということで時代を意識し、新たな1ページをつくろうという意気込みを感じるものとなりました。生徒数も500名を超え、スケールの大きな運動会となりました。走る競技、学年種目、全校生徒によるダンスなど生徒たちはすべてに全力を出し切ってくれました。
 また、今年度は生徒たちの自律心や主体性を育てるため、今日は、教員からの指示はなるべく出さないことをお願いしました。生徒たちはどの係も自分で自分たちで行動を考え、運動会を円滑に進めてくれました。生徒たちの能力の高さ、成長を実感しました。
 運動会は走ることが得意な生徒、運動が得意な生徒にとっては大活躍の場ですから自己肯定感を高められる絶好の場となりますが、運動が苦手な生徒にとっては反対に自分を否定してしまうつらい時間になってしまうことがあります。しかし、人生には自分の思い通りにならないことは多く、苦手なことでも取り組まなければならない時があります。運動会の取組は運動の苦手な生徒にとってこそ、そうした挑戦する気持ちや負けを受け止める力、自己ベストを出し続けようとする力、仲間と協力しようとする力などとても大切な力を養ってくれる時間になります。残念ながら勝てなかった生徒、思うようにいかなかったと感じている生徒には「そうした非認知能力を伸ばせた時間であった。」と思ってほしいです。
 今年の生徒たちは「教員の指示を聞かなくてもできる。」という新たに高いレベルへと運動会を進化させてくれました。
 生徒たちをはじめ本日の運動会を大成功に導いていただいたすべての皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。