●国語
国語科では、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの言葉の力を身につけ、物事を理解し、よく考え、伝えることをねらいとしています。
一般的な授業の他にも、百人一首大会や国語コンテストにも取り組んでいます。また、地域の俳句コンクールや作文コンクールなどに挑戦しています。書写の作品は、文化祭での展示をはじめ、区展や書初め席書大会等にも出品しています。
●数学
数学科では、「数と式」「図形」「数量関係」の学習を行います。日常生活だけでなく、社会生活における数学の役割についても理解を深めていきます。さらに、それを広く活用できるように文字や記号を使って論理的、抽象的に思考する力を身につけます。
基礎的・基本的な内容を理解するとともに、時にはコンピュータを使ったり、問題解決的な学習をとおして、学ぶことの楽しさや成就感を体得できるように学習を進めていきます。また、年3回の数学検定(3級〜5級)を実施しています。合格を目指して希望者対象の勉強会も開きます。
●社会
社会科では、「地理的分野」「歴史的分野」「公民的分野」の3つの分野に分かれています。地理的分野では日本や世界の様子を学習し、歴史的分野では日本の歴史について、世界の歴史を背景に学習します。そして、公民的分野は新聞やその他の資料を活用して社会の仕組みや、よりよい社会を作るための基礎的な学習をします。
授業では地理の様子や歴史上の出来事を理解するために、映像や画像を電子黒板やプロジェクターで視聴します。また国税庁主催の「税についての作文」を書くことを通じて、税金についての知識を深めます。
●理科
理科では、「物理」「化学」「生物」「地学」の4つの領域について、各学年で、すべての領域を学習します。実験・観察をできるだけ多く取り入れた授業を行い、体験的・問題解決的な学習を重視して行います。実験・観察をとおして調べ方を学び、結果を分かりやすくまとめ、自然のきまりを見出すといった学習の過程で、科学的に考え表現す
る力を身に付けます。
例えば、生物分野において、「イカの解剖」などの実験を行い、生物の身体のつくりを詳しく学び、レポートにまとめています。
●英語
英語科では、コミュニケーション能力の向上をねらいとして、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく学びます。小学校での外国語活動とのつながりで授業は音声により導入しながら文法や英文内容の理解を図っています。学んだ語いや表現を用いてペアやグループで言語活動に取り組んでいくのも教科の特色です。使いなが
ら覚えていくように工夫しています。
また、英語検定の受験者も多く、合格率も上がっています。3級、さらには準2級に合格する生徒も少なくありません。また、過去に英検団体優良賞を受賞しました。
●音楽
音楽科では、「歌唱」、「リコーダーの合奏」、映像などによる「音楽の鑑賞」を中心として活動を行います。「表現」と「鑑賞」という2つの幅広い活動をとおして、音楽に対する愛好心や感性を豊かに育てていきます。小学校のときより、より深く広く音楽を味わい、感動を追求していけることが特色です。
全学年、年に一度、箏を弾く授業を実施したり、2年生ではリコーダーとウッドブロックを使用した合奏をしたり、様々な楽器に直接触れる機会を設けています。また、合唱コンクールや入学式、卒業式、学校行事等でも音楽を必要とする機会が多くあるので、密接に音楽と関わります。
●美術
美術科では、「表現」と「鑑賞」の2分野に分けて学習します。さらに「表現」の中に「感じたことや考えたことを絵や彫刻などに表す活動」と「機能や目的を考えてデザインや工芸などに表す活動」の2分野の活動を行います。これらの活動をとおして形や色彩、材料等の働き、美術文化などについて学習します。美術の学習も積み重ねが大切
です。もののとらえ方や、材料・用具の扱い方などを、段階的に身につけていきます。
夏に行われる竹ノ塚地区図画・書道コンクールには1年生を中心に、各種ポスターコンクールには2年生を中心に出品し、毎年多くの入選者を出しています。また、文化祭では全員の作品を出品し、足立区連合作品展や、公立学校美術展覧会には代表作品が出
品されます。
●保健体育
保健体育科では、「保健」と「体育実技」の2分野に分けて学習します。保健では、心身の発達と健康、健康と環境、傷害、病気の予防など健康面に関する学習を実習等も交えて行います。また、体育実技では生涯体育を基本とした体力作りや各種目を幅広く行い、上級学校や社会に出ても楽しくスポーツに参加していくための基礎を身に付けま
す。
近年、新入生の体力が落ちています。特に、持久力や柔軟性の低下を感じます。本校では、部活動などとタイアップして、これら二点の向上を目標として保健体育の学習に取り組んでいます。また武道では「柔道」を履修し、男女別にダンスにも取り組みます。
●技術
技術分野では、1年生で「材料と加工に関する技術」を履修します。木材を活用して、自由に作品を作ります。2年生では、「生物育成に関する技術」と「エネルギー変換に関する技術」を履修します。ミニトマトの栽培と、手回し充電ができるラジオの作成をします。3年生では、「エネルギー変換に関する技術」と「情報に関する技術」を履修します。各自で選択した色つきのテーブルタップと、パソコンで制御できる時計(コロックル)を作ります。全ての学年でコンピュータ(ワード、エクセル)の使い方、文字入力、簡単なデジタル作品の作成等を学習します。
また製作した作品は文化祭や足立区連合作品展、公立学校美術展覧会に出品します。
●家庭
家庭分野では、衣食住の自立や家庭の機能、消費生活について学びます。1年生では「手縫いでの製作」と「衣生活」「住生活」「食生活の一部」「家庭と家族関係」を学びます。2年生では「ミシンでの製作」と「食生活」「消費生活」を学びます。3年生では「幼児の生活」を中心に学びます。
学習したことが、すぐ家庭生活で活かせるよう、長期休業中には課題へ取り組んでいます。また、製作した作品は文化祭へ全員出品し、足立区連合作品展、公立学校美術展覧会へ代表作品は出品されます。